2021.02.01

「協働ロボット」営業リーダー  藤原誠子、がんがん行く!

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人手不足が社会問題となっている昨今、モノづくりの現場である工場でも、ロボットの導入による省人化・自動化が進められています。山善のFAE(factory automation and engineering)支社では、産業用ロボットやAI、IoT商材を含めたトータルシステム提案を行っています。そんなFAE支社で、協働ロボット「TECHMAN(テックマン) 」の販売を手掛ける藤原誠子。協働ロボット導入のメリットや、社内ではまだ数少ない女性営業職の仕事ぶりについて聞きました。

PROFILE
藤原 誠子

■2010年
 新卒入社 工具部 業務
■2014年4月
 退職
■2014年6月
 YAMAZEN(THAILAND)CO., LTD. 入社(tooling部門の業務)
■2017年12月
 YAMAZEN(THAILAND)CO., LTD. 退職
■2018年1月
 SFS(スマート・ファクトリー・ソリューション)支社 業務入社
■2018年10月
 SFS支社 営業
■2019年7月
 FAE支社 大阪支店 営業
■2021年4月~
 TFS(トータル・ファクトリー・ソリューション)支社 大阪支店 FA課

※2021年4月にSFS支社とFAE支社は一つになり、TFS(トータル・ファクトリー・ソリューション)支社となりました

一般職から海外勤務を経て、新設支社の営業に。モットーは「がんがん行く」!

藤原さんは、山善では異色の経歴の持ち主と聞いています。

そうですね、あまり前例がないかもしれません(笑)。一般職として入社し、4年ほど受発注や問い合わせ対応の仕事をしていましたが、2014年に一旦退職して山善のタイ現地法人に改めて入社しました。

そう、タイ現地法人にわざわざ入り直したと聞いて「なぜ?」って思いました。

入社当初は住み慣れた大阪から出るつもりはなかったのですが…次第に海外での仕事に魅力を感じるようになったんです。当時の上司がタイへ異動することになった際、「現地で受発注業務を担当するメンバーが欲しい」と部署内で募集があり、迷うことなく手を挙げました。当時の社内事情もあって日本採用の女性が海外に異動することが難しく、現地採用という形でスタートしたんです。

社内事情とは言え、思い切りましたね!英語はご堪能なんですか?

いえ、それが全然できなかったんです…。でも海外旅行に行くのはすごく好きで。元来の性分ですね。物おじせずに何でもがんがん行こうっていう(笑)

まだ少ししか藤原さんとお話ししてないですが、すごく伝わってきます(笑)
タイ現地法人に勤務してみていかがでしたか?

毎日が刺激的でしたね。驚いたのは、現地の営業職の女性がとてもイキイキと働いていたこと。順調に売上を伸ばしている方ばかりでしたし、育休から復帰してフルタイムで仕事を続けている方も珍しくありませんでした。

タイの女性は元気なんですね!

そうなんです(笑)。かといって仕事だけが大事なのではなく、定時で仕事を終えて休みもしっかり取るのが当たり前の文化。日本では、優秀な女性の先輩たちが結婚や出産を機に会社を離れていくのを目の当たりにしていたので、衝撃を受けました。今の自分の仕事に対する考え方にも大きな影響を与えたと思います。

そして帰国後、業務のお仕事を挟んですぐ総合職に職務変更され、営業職に就かれたということですね。

がんがん行く性格を見込まれまして(笑)。最初はSFS支社で営業をしていたのですが、FAE支社が2019年の4月にできて、7月に呼ばれました。

新設の部署に異動されたんですね!どんなことを期待されていたのでしょうか?

FAE支社にはもともと女性の営業が2名いたので、一緒に女性営業を盛り上げて欲しいと言われました。それを聞いたときは、すごく前向きで良いなと思いました!

新設部署について話す藤原誠子

テックマンで人手不足に悩む生産現場をサポートしたい

藤原さんの、現在の業務について教えてください。

FAE支社の中で、台湾製の協働ロボット「TECHMAN(以下テックマン)」の販売を担当しています。そして、テックマンの女性専任営業チーム「テックウーマン」のチームリーダーです。「テックウーマン」は、社内ではまだ数少ない女性営業職の活躍の場として結成されたチームです。

お客様がゼロの状態からスタートしていますので、まずは新規顧客開拓が私たちのミッションです。チーム内には新入社員が数人いるので、彼女たちの育成も担当しています。

テックマンについて詳しく教えてください。

協働ロボットは、工場などで使用される産業用ロボットの一種です。従来の産業用ロボットは人の作業スペースとは分離し、安全柵で囲うことが義務づけられていました。それに対して、協働ロボットは一定のスピード以下であれば安全柵を必要とせず、その名の通り「人と一緒に働く」ことができます。

テックマンの大きな特徴は、世界初のカメラ内蔵型ロボットであること。部品の位置決めなど、人間の目のような役割を果たしてくれる機能が標準搭載されています。操作が簡単であることも、大きな魅力です。ロボットは導入の際に「ティーチング」と呼ばれる作業指示を行います。従来ですと、この作業はとても複雑で専門知識が必要でした。それに比べ、テックマンはモニターとマウスを使い、アイコンをドラッグ&ドロップするだけで誰でも簡単に操作ができるんです。

さらにもう1つの魅力として、コンパクトで移動が簡単であるという点も挙げられます。作業スケジュールに合わせて工場内を移動させ、複数の作業を任せることも可能です。

「テックウーマン」はどのような営業活動を展開されているのでしょうか?

まずは様々な展示会に参加して、たくさんの方に知っていただくことが第一歩です。会場では、興味を持っていただいたお客様の疑問やお悩みをお聞きしたり、製品のご説明をします。

地道な営業ですよね。

そうですね。展示会で数百枚の名刺を集めて、その内の1人か2人から契約をいただけるかどうかという世界です。なので、展示会では、もうたくさん声をかけまくって名刺を集めるしかないんです。

展示会後のアフターフォローはどのように行うのですか?

展示会後、翌週にどんどん電話をかけます。そこで実際に触ってみたいというお客様がいれば、車にテックマンを積み込んで持って行きます。

え、お客様のところに直接ですか?

はい、コンパクトカーに乗るんですよ(笑)。コンパクトで小回りが利くところもテックマンの強みですね。お客様の会議室などで電源をお借りして、デモンストレーションを行ったり、実際に触っていただきます。

デモンストレーションしている風景

“がんがん”営業されてますね(笑)

性分なので(笑)ただ、リアル商談だけでなく、最近は、オンラインでの展示会や商談にも対応できるよう、動画づくりやYouTubeチャンネルでの配信も行ってるんですよ。

 

FAE支社のYouTubeチャンネルはこちら

 

女性ならではの、「テックウーマン」ならではの強みはあると思いますか?

女性が少ない業界なので、逆にそれを強みとしてはいきたいですよね。お客様からも珍しがられはしますが、だからといって特別扱いはありません。お客様の知りたいことは何でも答えられるようにしています。男性同士だと言いにくいことも、女性なら角を立てずにストレートな意見を言ってしまえたりもするんですよ。

藤原さんならではかも(笑)
少し真面目な話なんですが、テックマンの普及を進めることで、社会にどんな影響を与えられると思いますか?

ロボットを導入し、工場の自動化を進めることで、多くの業界の悩みである人手不足の解消に繋がると考えています。人間はとても優秀ですが、休みが必要ですし疲れて十分な働きができない場合もあります。その点、ロボットは一度プログラムすればずっと働き続けます。生産性向上のため、ロボットによる自動化を重要視するお客様は増えているんです。実際に、テックマンを導入したお客様からリピート注文をいただくこともあります。ご注文をいただけた瞬間は本当に嬉しいです。モノづくりの現場の問題解決をお手伝いできるのが、何よりのやりがいですね。

ロボットは疲れないですものね。どんな分野での導入が進みそうですか?

現在、自動車や金属加工などの分野では自動化が進んでいます。一方で、三品業界と呼ばれる食品、薬品、化粧品業界など、まだこれから導入を進める段階の業界も多いです。特に食品や医薬品は人の生活に欠かせないものですが、慢性的な人手不足に悩んでいる会社が少なくありません。テックマンは汎用性の高いロボットですので、様々な悩み解消のサポートができると考えています。

目指せ「社内インフルエンサー」! 女性が安心して働ける環境をつくりたい

まだ新しい部署で苦労もあると思いますが、今後の課題は何でしょう?また、それをどう乗り越えようと考えていますか?

新しい部署だけに、分業ができていない点は課題だと思っています。アポイントから商談、お客様から依頼されるワークテスト、導入後のアフターサービスなど、一連の営業活動を1人が担当しているんです。最初から最後までお客様に向き合えることは大きなやりがいでもあるのですが、チームを大きくしていくためには体制づくりが必須だと考えています。ですので、テスト段階では技術担当の方に協力してもらうなど、1人で仕事を抱え込まず、いろんな人に協力してもらえる環境整備を進めています。

なるほど、立ち上げ部署ならではのご苦労が伝わってきます。

他にも、産休や育休の取得後に安心して復帰できる環境づくりに力を入れています。今まさに、テックウーマンには産休と育休を取得しているメンバーがいるので。彼女たちが仕事に復帰後、時短になることを想定した仕事の割り振りを考えていて。私、インフルエンサーになりたいんですよね。

インフルエンサーですか…?

はい(笑)。山善全体に影響を与えていきたいというか。もちろん、当社の産休・育休の制度は整っています。あとは、現場でどう運用していくか。新設の部署だからこそ、率先して女性が働きやすい環境をつくり、社内のインフルエンサーとなることで他の部署にも良い影響が広がればと思っています。

通勤風景

なるほど。忙しい日々を送っておられるようですが、オンオフのメリハリはどうつけてますか?

遅くまで頑張る日もありますが、仕事帰りにヨガに通ってリフレッシュしています。今は行けないですが、チームのみんなでお酒を飲みに行ったり、カラオケも大好きです。
土日はしっかり休めるので、今後のスキルアップのために簿記や会計など勉強の時間にあてています。

最後に、藤原さんの今後の夢や目標を教えてください。

山善での将来の目標は、まずは課長になることです。当社はまだ女性管理職が少ないので、それを少しでも変えて、後輩やこれから入社を検討されている女性に将来像として見ていただけるような存在になりたいですね。これまで、国内で内勤と営業を経験し、海外で働くこともできました。これからも様々な経験や知識を増やしながら、目標に向かって進んでいきたいです。

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