2021.02.01

入社4年目で「辞めます」宣言・・・そんな私が「ZePlusの内野さん」になるまで

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建築物の脱炭素化が求められており、ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が注目を集めています。山善が手掛けるZEH住宅「ZePlus(ゼプラス)」は、ZEHに耐久性・耐震性などの付加価値を加えた、ZEHの1つ上をいくコンセプト住宅です。マーケティング部 戦略企画室でZePlusを担当する内野薫美は、販促ツールの制作やSNS運営を担当。ZePlusの魅力や日々の仕事のこと、これからの目標について話を聞きました。

「会社を辞めます」宣言をきっかけに動き出したキャリア

内野さんが山善で働く中で、印象に残っている出来事を教えてください。

入社4年目の頃、「会社を辞めます」と上司に伝えたことがありました(笑)

そんなことがあったんですね!辞めようと思っていたのに、なぜ続けることにしたのですか?

不満があったわけではないんですが、他の会社で働く友人たちが転職するのを見て、漠然と「私も転職しようかな」くらいの気持ちでした。当時の上司が引き止めてくれて、「環境を変えてみたらどうだろう」とおっしゃっていただき、横浜から東京に異動したんです。他にやりたいことがあったわけではなかったので、東京でも辞めたい気持ちのままなら退職しようと思っていましたが、結果としてそれが転機になりました。

良い方に転がったと。

そうなんです。吹っ切れました(笑)。異動先では人間関係を1からつくることになり、忙しさも増しましたが、年次が上がり後輩ができたことで、「私はもっと後輩たちのお手本として頑張れるんじゃないか」と思うようになったんです。また、以前から総合職を勧められていたこともあり、「総合職としてさらに幅広い仕事にチャレンジしたい」と思い、異動した3年後に職種転換しました。

辞めようと思った方が、まさかの職種転換ですね(笑)。その後も異動されてますよね。
現在いらっしゃるマーケティング部へ…

営業になるとばかり思っていたら、まさかのマーケティング部で…。今までずっと営業部で、商品の手配や見積もりが主な業務だったので、ゼロからのスタートになったのは驚きました(笑)。マーケティング部では新しいプロジェクトの運営や新商材の開拓など、全く経験のない業務ばかりで…分からないことは何でも聞いて、積極的に勉強しましたね。

仕事風景

キャリアが動き出した感じですね(笑)

本当に(笑)。わがままを言ったのに、チャンスをくれた会社には本当に感謝しています。

「ZePlus」のことなら何でもお任せを!

現在、内野さんはどんなお仕事をされているのでしょうか?

マーケティング部 戦略企画室で、「ZePlus」という高性能住宅を担当しています。具体的には、販促資料全般の企画制作やSNS運営がメインの業務です。

本当に営業からかけ離れましたね(笑)

そうですね(笑)。今が一番大変かもしれないです。ゼロから1を生み出さなければならない「生みの苦しみ」を味わう毎日です。やりがいも大きいですが。

なるほど。充実した毎日とお見受けしました(笑)。それでは、ZePlusについて詳しく教えてください。

ZePlusは、山善が手掛ける、ZEHの1つ上をいくコンセプト住宅です。

まず、ZEHとは、住宅の断熱性能による省エネと、太陽光発電などによる創エネルギーを組み合わせて、年間の一次エネルギー収支をゼロにすることを目指した住宅です。2050年までにCO2排出実質ゼロを実現するため、政府でもZEH住宅の建築を推奨しています。

ZePlusは、このZEHに耐震性能などを加えて、ゼロエネルギー住宅のさらに上をいく高性能住宅です。断熱機能や省エネ設備、耐震に関わる建築部材など、性能に関わる部分をパッケージしていて、デザインの自由度が高いのが特徴です。当社が建築に直接関わるのではなく、地域の工務店様などに加盟していただき、一般ユーザーである施主様とともに快適な住まいづくりをしていただくという仕組みです。

ZePlusに住む施主さんにとって、良さはどんな点にありますか?

太陽光発電システムでエネルギーを自給自足することもできますし、ZePlusの家に長く住むことで、光熱費が抑えられます。また、暮らす人の健康面にも良い影響があると思っています。と言うのも、断熱効果の高い住宅は冷暖房の効きがよくて、部屋ごとの温度差が少なくなります。近年、室内の温度差が原因で心筋梗塞などを引き起こすヒートショック現象が問題になっていますが、このような生活上のストレスを減らすことで、快適な暮らしが実現できるんです。あと、ZePlusだと電力会社から購入する電気を抑制できるので、「脱炭素社会」にも貢献できますよね。化石燃料からつくった電気の利用が従来より減るので、それだけでCO2削減に貢献できますから。

加盟店のメリットは?

はい、加盟店様にとってもメリットがあります。地域の工務店や中小企業では、省エネ技術などの新しいノウハウはなかなか蓄積しづらく、ZEH住宅を手掛けることが難しいケースがありました。山善が性能に関わる部分をパッケージ化することで、加盟店様のZEH導入をサポートしたいと考えています。
販促ツールの制作や費用のシミュレーション、住宅設備機器の保証など、ソフト面でも手厚くバックアップしていますので、施主様へのきめ細やかな対応が可能になります。

内野さんのお仕事は販促資料の制作やSNS運営とのことでしたが、具体的にはどんなことをしているのですか?

ZePlusの魅力をひと目で理解してもらえるようなツールづくりに取り組んでいます。
例えば、インスタグラムの公式アカウントでは、ZePlusの施工事例などを随時アップしていますし、加盟店様や一般ユーザー様向けのパンフレット、住宅性能を見える化する資料、現場ごとの見積もり資料など、1点ずつ自分たちの手でつくっています。
ZePlusのような高性能住宅は良質な資材を使う分、コスト高になりがちです。ですが、その分光熱費を抑えられ、自宅でつくった電気を売るなど長期的に見ればお得なんです。光熱費のシミュレーションや「耐震等級3」という安全性にも優れている点なども伝えています。

ZePlusの公式インスタグラムはこちら

パンフレットを確認している様子

なるほど。そういった販促物やSNSのご担当となると、商品知識だけではなくデザインのスキルも必要になりますね。

パンフレットは外部のデザイン会社とともに進めていきますが、デザイナーさんにイメージを伝えるためにもデザインの知識が必要だと痛感しています。1枚だけの簡単なチラシなどは社内でつくることもあるので、デザインの勉強を始めました。

今までデザイン系の勉強は何かされてたんですか?

私、法学部出身なんです(笑)。デザインとは無縁だしセンスもないし(笑)。慣れない部分もあり大変ですが、営業を通し加盟店様から「山善ではこんな資料もつくるんだね!わかりやすい!」とお褒めの言葉をいただいたときは、この仕事をやっていて良かったと思います。

営業部門とのやり取りも多いんですか?

そうですね。完成した資料を持って、お取引のある加盟店様に足を運んだり新規開拓をするのは、全国にいる当社の営業です。100人ほどの社員とやり取りしていますが、全員の名前と顔は一致しています。

100人全員ですか!

はい。かなり細かにやり取りをしていますし、「ZePlusをやっている内野さん」と、小さなことでも頼ってもらえるのが嬉しいですね。

山善の「世話焼き体質」を受け継いで、女性がもっと輝ける場を

内野さんから見て、山善はどんな会社でしょうか?

はじめにお話ししたように、一度会社を辞めると言った私を引き止めてくれたこともそうなんですが、山善は困っている人を放っておかない、世話焼きな人が多いと感じています。悩みがあれば、みんなで解決しようとする姿勢がある会社です。たくさんの方に世話を焼いていただいたおかげで、会社に残りキャリアアップすることができました。今度は、自分が後輩たちの力になる番だと思っています。

山善はどんな会社か話す内野薫美

それは本当に良い恩返しであり、循環ですよね。内野さんの今後の課題や目標についても教えてもらってよいですか?

ZePlus担当メンバーは、私を含め全国に4人。メンバーの中で私だけが女性ですので、いかに女性の視点を共有するかも大きな課題です。住まいづくりは、女性が選択権や決定権を持つご家庭も多いと思います。”女性視点”はユーザーに寄り添う企画づくりのために欠かせないことですし、自分に期待されている点だとも思います。そのため、営業や広報担当の女性に声をかけて、意見を聞く座談会などを設けることで、私の主観に偏らない女性の声を届けることを心がけています。高性能住宅はどうしても数値で優位性を見せようとしてしまいがちですが、実際に暮らす人の視点に立った魅力を発信していきたいですね。

目標としては、インスタグラムを活用して加盟店や受注件数を増やし、全国各地にZePlusの家を建てたいと思っています。ユーザー様、加盟店様、山善の営業それぞれのニーズに応えるシステムやツールづくりをしていきたいです。

女性視点のところで、ご自分の目だけでなく、他の部署の方の目も入れるというのは非常に大事なことかと思いました。他に目標はありますか?

社内に何らかの女性チームをつくれたらと思っています。頼りになる男性の上司や先輩、同僚はたくさんいますが、ときには女性の先輩に相談したいと思うこともあります。女性同士で本音を話し合って、そのときに得た気づきを社内に還元できるような仕組みをつくりたいですね。これも山善の「世話焼き体質」を受け継ぐ方法の1つなのかもしれません。

「世話焼き体質」って、何かいいですね(笑)

「余計なお世話」には気をつけたいと思います(笑)

 

PROFILE
内野 薫美

■2010年4月
 新卒入社 住建課(現在の横浜住建支店)
■2013年10月
 東京中央営業部 東京中央CSセンター
■2016年10月
 一般職から総合職に職種転換
■2017年10月~
 住建事業部 マーケティング部 戦略企画室

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